2017年9月30日土曜日

【雑記】土壁(竹小舞使用)の現場

ブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は業務メモも兼ねております。

土壁の古民家に関するおぼえがきです。
中の構造は、「竹小舞」が収まっていて、そこに左官仕上げで土壁を塗るという方式です。50年前くらいの物件でしょうか。土壁は、吸湿性は優れていますが、重いですね。
なおかつ崩れた時に大量にホコリがでてきます(マスク必須)。

最近は、壁に対して、「グラスウール」か、「スタイロフォーム」で断熱を高めますが、スタイロフォームで木造と組み合わせる場合、「火災時に燃えるのが怖い」という意見もあります。(「建築知識ビルダーズ」に掲載されていました。鎌田紀彦さんの講義です)

確かに、火事の事を考えると、自宅に可燃物が満載していたら危険なような気もします。
30年以上研究をされている方が警鐘を鳴らしている、ということは、傾聴に値しますし、現在進行形の問題点なのだなと感じました。

不燃性ではグラスウールの方が良い、ということになりますね。

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